ご紹介するのは、藤和東浅草コープという物件です。1980年3月築の11階建てマンションで、東側に隅田川が面しており、リバーサイドマンションとしての魅力があります。主要駅からは徒歩圏内とは言えませんが、比較的落ち着いた住宅街に位置しています。
周辺環境は生活しやすく、徒歩3分圏内にスーパーやコンビニ、病院などの生活施設が揃っています。また、近くに公園なども点在しており、子育て世帯にも適した環境と言えるでしょう。建物の設備としては、エレベーター、バイク置場、駐輪場がありますが、駐車場やオートロック、宅配ボックスはありません。
耐震性については旧耐震ですが、2021年に外壁工事を行うなど、適切な維持管理が行われています。修繕積立金の残高も順調で、今後の大規模修繕にも対応できる状況です。ただし、長期修繕計画は策定されていないため、計画的な対策が望まれます。
立地の良さとリバーサイドという環境の魅力から、子育て世帯や中高年層に人気がある物件です。価格については過去の事例から推測すると、リノベーション済みの場合は50万円/㎡前後、通常状態なら40万円/㎡前後が相場と考えられます。買取価格は30万円/㎡程度が目安になるでしょう。
ただし、ハザード情報としては、液状化リスクに加え、洪水による3m以上の浸水リスクがあることに注意が必要です。災害に備えた対策や情報収集が重要となります。全体として、リバーサイドの環境と生活利便性の高さが魅力の物件ですが、災害リスクへの対応が課題と言えるでしょう。
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